熱電対の種類のタイプEとタイプKの違いは、計測器本体の測定範囲が異なります。
その他、許容差や価格においては、タイプEとタイプKに違いはございませんが、タイプEは熱電対の経年変化が少ない傾向があり、タイプKは一般工業用として普及しております。
ただし、計測器本体と温度センサの熱電対の種類は、同じ種類をお選びいただかなければ、正しい温度測定ができません。
計測器本体と温度センサは、統一した種類をご選択ください。
(参考)HRシリーズの測定温度範囲
1℃分解の時 | E | -200~800℃ |
K | ー200~1370℃ | |
0.1℃分解の時 | E | ー104.9~504.9℃ |
K | ー104.9~504.9℃ |
Kタイプは、測定温度範囲が高温域に広いので高温の温度測定におススメです。
お持ちの計測器本体及び温度センサの熱電対と同じ種類をご選定下さい。
異なる種類の熱電対を接続すると、正しい温度を測定できません。
下記動画は、異なる熱電対種を接続した際の測定動画です。
ご参考ください。