基本的に放射率の高い材料は測定に適しています。
一般的に金属材料や電気を通しやすい材料は放射率が低く、樹脂材料や絶縁材料、電気を通しにくい材料は放射率が高い傾向があります。
例えば、アルミは放射率が低いですが、アルマイト処理を施した表面だと見かけ上の放射率が高くなります。
その他、施工表面の放射率が高くなる塗料やテープもありますので、それらを用いて見かけ上の放射率を上げて測定できることがあります。
弊社製品は条件出しの際のみ接触式温度計で実温を測定し、その温度と同じ温度になるように放射率を設定する事が出来ますので、放射率合わせが容易に行えます。
