Q13 熱電対センサと熱電対計測器本体の最終的な総合許容差はどのように計算しますか?


総合許容差
=①センサ許容差+計測器本体関連許容差(②計測器本体許容差③基準接点補償制度④温度系数

例えばセンサ「A-213E-01-1-TC1-ASP」、計測器本体「HD-1200E」を使用し、150℃の総合許容差を求める場合、
①センサ許容差:
0℃~333℃まで±2.5℃なので、±2.5℃になります。
②計測器本体許容差:
許容差は±(150℃×0.0005+0.2℃)となり、±0.275℃、四捨五入で±0.3℃になります。
③基準接点補償制度:
計測器本体環境が25℃±10℃環境において±0.2℃なので、±0.2℃になります。
④温度系数:
計測器本体環境が25℃±10℃環境を外れたときの補正になりますので、使用環境がこの温度範囲内でしたら補正無しです。

ここまででセンサ許容差±2.5℃、計測器本体関連許容差が±0.5℃になるのですが、
HDシリーズは出荷時に値が計測器本体許容差の値内に入るよう個体ごとに微調整しているため、実際には±0.3℃となります。
従いまして「A-213E-01-1-TC1-ASP」と「HD-1200E」の150℃の総合許容差は、
センサ許容差±2.5℃+計測器本体関連許容差±0.3℃=2.8℃
となります。